私が彼と付き合うまでの道のり。ウブな私も、今では主人を尻に敷く恐妻へと

彼と出会ったのは私が19歳の頃でした。

私がアルバイトの面接をしていたとき、そのお店に出入りしていた業者の人が彼で、面接の時に初めて見かけて「かっこいい」と一目惚れしてしまったのです。

その面接に合格し、アルバイトとして働くことになったのですが、時間がうまくかみ合わず、彼とお店で会うことはほとんどありませんでした。

そんなある時、バレンタインデーが近づいていたので、軽い気持ちで彼にチョコレートを渡しました。といっても、時間が合わないので、お店の別の人を通して渡してもらっただけなのですが。

この時の私の気持ちとしては、特別本命チョコをあげたという気持ちではありませんでした。

何しろほとんど会った事もないし、話したこともなかったので、「好き」という気持ちはどこかに行ってしまっていて、今思えば、ただ何となく誰かにチョコレートを渡したかっただけだったんだと思います。
しかし、チョコレートをもらった彼としてはどうやらかなり嬉しかったらしく、「本命チョコ」をもらったと思っていたようです。

その後、たまたまお店で会ったとき、彼からお礼に食事でも…と誘われました。
私としてはビックリでしたが、せっかくなのでOKして食事に行きました。

でも男性と2人で食事なんて初めてのことだったので、お店の人に「緊張します~」と言っていたら、人の色恋沙汰が大好きなおばさん店員が「私も一緒に行ってあげるわよ」と。

今思えば、おかしな話ですが、結局彼と私と、このおばさん店員と3人で食事することになったのです。

場所はホテルのオシャレなバーのようなところでした。

こういうお店に行くのも初めてのことだったので、どんな服を着ていけばいいかすごく迷いました。

食事会はとにかく緊張していたので、楽しかったという印象はあまりなかったのですが、このおばさん店員がベラベラと自分の話ばかりしていたことは覚えています。

別れ際、とりあえず連絡先を交換してその日は帰りました。

その後、お礼のメールは送りましたがそれっきり…。私からも特にメールをすることはありませんでした。

私としては付き合っているわけでもないし、特に用もなかったのでメールを送らなかったのですが、彼としてはこの間私のことがかなり気になっていたようで…。

その後たまたまメールした時に彼の方からいきなり「付き合って欲しい」と言ってきたのです。
そして、お付き合いが始まりました。

この時、私は就職先が決定していて、アルバイトを辞めることになっていたのでちょうど良かったのです。

お付き合いはその後も続き、やがて結婚、今では2児の子どもにも恵まれました。

食事するだけですごく緊張していたウブな私も、今では主人を尻に敷く恐妻へと変貌してしまった点については、主人の誤算だったことでしょう…。

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